Q. gs でもっと簡単に印刷したい! A. PostScript を受け取って自分のプリンタの PDL に変換する フィルタスクリプトを作りましょう。 適当なディレクトリ、例えば /usr/local/libexec/ などに、ps2pr.sh と いうフィルタを作ります (ファイル名は何でもいいです)。 ----- ps2pr.sh の例 ---- #!/bin/sh /usr/local/bin/gs -q -dSAFER -dNOPAUSE -sDEVICE=lips3 -sOutputFile=- - quit.ps ------------------------ -sDEVICE=lips3 の部分は、自分の使うプリンタで置き換えましょう。 gs は間違いを避けるために フルパスで記述した方がいいでしょう。 また、シェルスクリプトなので、作ったら chmod +x しておくのを 忘れないようにしましょう。 良く使う option: -r360x360 (解像度を dpi で指定) そのほかに ドライバによってはいくつか独自のオプションを持つものが あるので、ドキュメントを見ておきましょう。オプションを指定しないと 実力を発揮できないどころか全く機能しないものもありますし、逆に何も 指定しない状態に比べて格段にきれいになるドライバもあります。 注意点 o stcolor は stcolor.ps というファイルを先に読み込ませてやる必要があります。 o uniprint driver を使う場合は適切な upp file を指定する必要があります Ghostscript の doc directory の Devices.htm (devices.txt) を良く読み ましょう(環境によってはフルパスで指定しないと動作しないかもしれません)。 用意できたら、 # cat test.ps | /usr/local/libexec/ps2pr.sh > /dev/lpt0 としてみましょう。パスは環境に合わせて適宜置き換えてください。 うまく印刷できたらフィルタは完成です。
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