Q. FreeBSD 4.9-RELEASE 以降及び 5.x-RELEASE で、kterm 上でページャや
エディタ等を起動して終了した時に、画面がこれらのプログラムを実行する
直前の状態に戻ってしまい、プログラム終了時の画面が参照できなくなり
ます。
4.8-RELEASE 以前では、プログラム終了時の画面がそのまま残ったはずな
のですが。
A. termcap(5) の kterm エントリにおいて、:tc= の示す先が旧来の xterm
から xterm-r6 に変更され、ti/te ケーパビリティが有効になったため
です。
4.8-RELEASE 以前のように、プログラム終了時の画面が残るように
するには、:tc= の前に :ti@:te@ を入れるのが簡単です。root に
なって、/usr/share/misc/termcap 中の kterm エントリの最後の行、
:eA@:as=\E(0:ae=\E(B:tc=xterm-r6:
これを次のように変更して、cap_mkdb(1) コマンドを実行してください。
:eA@:as=\E(0:ae=\E(B:ti@:te@:tc=xterm-r6:
参考: [FreeBSD-users-jp 77760] 4.9R の (j)less
[FreeBSD-users-jp 77765] Re: 4.9R の (j)less
グループ名: kterm
グループ名: termcap