FreeBSD QandA 532
Q. メモリをたくさん使ったり fork しまくる daemon などがうまく動作しま
せん。
A. 標準では resource limits が低い値に抑えられているため、多量の資源を
消費するプロセスはそのままでは動作しないことがあります。
一般ユーザー権限で起動する場合には limits(1) を使って制限を緩めるのが
普通ですが、対象が daemon などのシステムプロセスで、かつ、2.2.5-RELEASE
以降の場合、/etc/login.conf を適切に記述することで対処できます。
(2.2.2-RELEASE の場合、/etc/rc 実行時は login.conf を参照しないようです。)
また、一般ユーザーのデフォルトの resource limits の変更も、login.conf
で行うことができます。
login.conf の記述については、[管理番号 533]を参照してください。
login.conf が使えない場合は、/etc/rc に limits(1) を直接書き込むなり、
limits(1) してから目的のプロセスを呼び出す shell script を書くなりして
対処してください。
間違い・追加情報を見付けた場合は、
修正案の投稿のしかた を読んだ上で、
QandA@jp.FreeBSD.org まで
お知らせください。