FreeBSD QandA 533
Q. resource limits を緩めるには、login.conf をどう書けばいいですか。
A. まず、/etc/login.conf が使えるのは 2.2.2-RELEASE 以降のバージョンです。
2.2.5-RELEASE 以降の場合は元から /etc/login.conf が存在していますが、
2.2.2-RELEASE の場合には、初めに以下の手順で login.conf を準備する必要
があります。
| usr/src/etc(2.2.2-RELEASE/src/setc.aa)を展開してlogin.conf
| を/etcにコピーします。
次に /etc/login.conf を編集して、値を変更します。メモリをたくさん使い
たい場合には datasize(-cur)= の項目を、プロセス数を増やしたい場合は
maxproc(-cur)= の項目を、それぞれ増やします (または infinity にします)。
詳しい解説は、login.conf(5) 及び passwd(5) を参照してください。
なお 2.2.5-RELEASE 以降では、/etc/rc 実行中は login class が daemon に
なっています (rootではありません) ので注意してください。2.2.2-RELEASE
の場合は、そもそも login.conf を見にいかないようです。
最後に、変更した login.conf からデータベースを作成します。
| # cap_mkdb /etc/login.conf
間違い・追加情報を見付けた場合は、
修正案の投稿のしかた を読んだ上で、
QandA@jp.FreeBSD.org まで
お知らせください。