問題のあるハードウェア/ソフトウェア

$Date: 2005/01/27 16:07:55 $

このリストは、FreeBSD(98) で使用できない、あるいは不具合を発生させると 報告されているハードウェア/ソフトウェアを整理したものです。

これらは、あくまでも報告者の環境において FreeBSD(98) を使用した結果であ り、環境または OS が異なる状況で使用した結果に関しては一切関知しません。 また、このリストにあるハードウェアが、他の環境でも絶対に動作しないこと を示すものではなく、このリストにないハードウェアが必ず動作することを示 すものでもありません。

このリストは、特定の製品あるいはメーカーに対し支持あるいは不支持を表明 するものでもありません。


XSERVER Accelarated-X, Metro-X

AT 機のハードに依存しているため使用できない。

TOOLS FIPS.EXE, PFDISK.EXE, PRESIZER.EXE

AT 機の HD 管理方法に依存しているため使用できない。

CPU TI Tx486SXL2

内部 2 倍速にならない。原因は CPU 判定ロジックが TI と Cyrix と の区別までは行っていないため。kernel conf に "options CPU_DIRECT_MAPPED_CACHE" を追加することで内部 2 倍速になる
(2.2.5R-Rev01 以降)。

CPU IBM IBM486SX3, 486SLC2

BlueLightning として認識されないことがある。原因は CPU 判定にお いて Cyrix/IBM と判定するためのフラグ変化が起こらないため。

以下のパッチで BlueLightning と認識させることができる。


--- sys/i386/i386/identcpu.c-  Tue Apr 13 12:13:03 1999
+++ sys/i386/i386/identcpu.c   Tue Apr 20 08:48:57 1999
@@ -665, 7 +665, 7 @@
        u_char  ccr3;
        u_long  regs[4];

-       if (strcmp(cpu_vendor, "CyrixInstead") == 0) {
+       if (strcmp(cpu_vendor, "CyrixInstead") == 0 || *cpu_vendor == '\0') {
                if (cpu == CPU_486) {
                        /*
                         * These conditions are equivalent to:
@@ -679, 6 +679, 8 @@
                                return;
                        }
                }
+       }
+       if (strcmp(cpu_vendor, "CyrixInstead") == 0) {
                switch (cpu_id & 0xf00) {
                case 0x600:
                        /*

CPU Cyrix Cyrix486DX

CPU cache を write-back モードにしていない。以下のパッチで無条件に write-back モードにできる。

4.2R-Rev01で修正された。


--- sys/i386/i386/initcpu.c-   Mon Jan 18 16:37:38 1999
+++ sys/i386/i386/initcpu.c    Wed Jan 20 17:57:28 1999
@@ -156, 6 +156, 10 @@
        u_long  eflags;
        u_char  ccr2;

+#if defined(PC98) && !defined(CPU_UPGRADE_HW_CACHE)
+       need_post_dma_flush = 1;
+#endif
+
        eflags = read_eflags();
        disable_intr();
        invd();
@@ -163, 6 +167, 14 @@
        ccr2 = read_cyrix_reg(CCR2);
 #ifdef CPU_SUSP_HLT
        ccr2 |= CCR2_SUSP_HLT;
+#endif
+
+#ifdef PC98
+       /* Enables WB cache interface pin and Lock NW bit in CR0. */
+       ccr2 |= CCR2_WB | CCR2_LOCK_NW;
+       /* Unlock NW bit in CR0. */
+       write_cyrix_reg(CCR2, ccr2 & ~CCR2_LOCK_NW);
+       load_cr0((rcr0() & ~CR0_CD) | CR0_NW);  /* CD = 0, NW = 1 */
 #endif
        write_cyrix_reg(CCR2, ccr2);
        write_eflags(eflags);
CPU I-O DATA PK-X486S50 + NEC PC-9801RX2

3.3R-Rev01 では、FPU の認識で panic する。原因は不明。

FPU を切り放すと回避できる。2.2.8 + BlueLightning patch では起こ らない。

PC EPSON PC-486HX, HG, HA

CPU スイッチを High にするとリセットがかかる。原因は 2nd Cache の制御が特殊であるため。2.2.5R-Rev02 で対応。

PC NEC PC-9821Xa(無印), EPSON PC-586RA, RV, RX, MV

2.2.1 のインストーラの UserConfig を抜けるとリセットがかかる。原因は不明。

おそらく EPSON PC-586RT, RJ も同様と思われる。他のバージョンのイ ンストーラでは平気という報告があるが、機種によって微妙に違うよう である。他のマシンでインストールした HD をつないで使用した場合は 問題なし。

PC NEC PC-9821Ra20, St15等 Pentium Pro 搭載機

signal 11 が発生して使用できない。原因は CPU の errata?。 2.2.6R-Rev02 で対応。

PC NEC PC-9821Xa(無印), Xp, Cb, Cs2

2.2.6R-Rev02 および 2.2.7R-Rev01 の sysinstall のデバイスのプロ ーブ中に panic する。原因は wfd ドライバのバグ。以下のパッチで修 正可能。

ATAPI の SuperDisk や ZIP を全く使用しない場合は、kernel conf か ら wfd ドライバを除くことでも回避できる。


--- sys/i386/isa/wfd.c-        Mon Apr 12 20:15:23 1999
+++ sys/i386/isa/wfd.c Mon Apr 12 20:15:44 1999
@@ -201, 7 +201, 7 @@
        bufq_init(&t->buf_queue);
        t->ata = ata;
        t->unit = unit;
-       lun = t->lun = wfdnlun++;
+       lun = t->lun = wfdnlun;
        t->param = ap;
        t->flags = F_MEDIA_CHANGED;
        t->refcnt = 0;
@@ -262, 6 +262, 7 @@
                                    DV_CHR, UID_ROOT, GID_OPERATOR, 0640,
                                    "rwfd%d", t->lun);
 #endif /* DEVFS */
+       wfdnlun++;
        return (1);
 }
PC NEC PC-9801BX4, PC-9821Xs, Xp, Xe, Cb

boot 時に "wdc0: unit 3 (atapi): < SOSOSOSOSO..." のような壊れたメッセージと "unknown ATAPI protocol=3" が表示される。原因は不明。

以下のパッチで回避可能と思われる。または、kernel から ATAPI サポ ートを削ると消えるが、その場合は ATAPI CD-ROM 等は使えない。


--- sys/i386/isa/atapi.c-        Sat Jun  5 14:07:45 1999
+++ sys/i386/isa/atapi.c     Fri Oct 29 23:34:45 1999
@@ -570,6 +570,21 @@
        if (! ap)
                return (0);
        bcopy (tb, ap, sizeof *ap);
+
+#ifdef PC98
+       /*
+        * Check model string.
+        * If all of it makes unprintable characters, ignore this device.
+        */
+       for (cnt = 0; cnt < sizeof(ap->model)-1; cnt++) {
+               if (ap->model[cnt] >= ' ')
+                       break;
+       }
+       if (cnt >= sizeof(ap->model)-1) {
+               free (ap, M_TEMP);
+               return (0);
+       }
+#endif

        /*
         * Shuffle string byte order.
PC NEC PC-9821Rv20, Rs20

割り込みモードを「拡張」にすると、デバイスのプローブ後にフリーズする。(Rs20 は拡張モードしか選択できないとの報告)。原因は不明。

割り込みモードを「互換」にすると正常動作する。または SMP 化パッ チを当てると APIC モードのままでも動作したとの報告あり。SMP 化パ ッチの詳細は FreeBSD98-testers ML で問い合わせのこと。

PC NEC PC-9821Rv20, Rs20 他 IDE 対応機種

controller wdc0 があるのに disk wd? を全て無効にしたカーネルを作ると panic を起こす。原因は、IDE ドライバがそのような事態を想定していないため。3.3R-Rev01 から対応。

IDE バス上に HD がなく ATAPI デバイスのみがある環境においても、 ダミーの disk wd0 を定義することで回避可能。または、以下のパッチ で修正できる。


--- sys/pc98/pc98/wd.c-        Sat Jun  5 14:07:45 1999
+++ sys/pc98/pc98/wd.c Fri Aug 27 19:33:35 1999
@@ -791, 12 +791, 6 @@
                }
        }

-#ifdef PC98
-#ifdef COMPAT_ATWDC
-       if (!compat_atctrlr)
-#endif
-       outb(0x432, (du->dk_unit)%2);
-#endif /* PC98 */
 #ifdef ATAPI
        /*
         * Probe all free IDE units, searching for ATAPI drives.
PC NEC PC-9821Xa10 + LAN ELECOM LD-PCI2TS

10BaseT のケーブルを接続したままだと IDE を認識しない。原因は不 明。

PC NEC PC-9821Xa10

2nd CCU を使ったシリアルコンソールでブート時に止まってしまうことがある。FIFO を無効にすることで回避可能。

PC NEC 98NOTE

98NOTEの一部の機種(NS/A,Ne,NX/C,NL/R,P)は、PC-Card controller にNEC独自のチップを利用しているため、FreeBSD(98) 4.xでPC-Cardの使用ができない。

PC NEC PC-9821Ls12, Ls150

4.5 では 5V の PC Card が使用できない。原因は、これら機種に搭載 されている PD6722 の VSENSE 方式が、pcic ドライバの想定している ものと違うため。4.7 で対応。

PD6722 の VSENSE は、古いデータシートでは PD6710 と同じ、新しい それでは PD6729 と同じ、と全く異なる記述になっている。

PC-Card

PC-Card を使用している PC98 でレジュームしたとき、NIC PC-Card を認識しないという問題がある。この場合、1〜2 回 NIC PC-Card を抜き差しすると再認識させることが出来る。

PC-Card

PC-Card を抜くと未使用であってもハングアップする場合がある。 サスペンドでも同様。なお、カードを抜く前に

          # pccardc power [スロット番号] 0
	  
で power off しておくことで、回避できる場合がある。

BOOTMGR ICM HD 起動メニュー
BOOTMGR Logitec HD 起動メニュー

FreeBSD(98) をブートできない。原因は NEC 純正の固定ディスク起動 メニューと非互換な部分があるため。NEC/EPSON 純正の固定ディスク起 動メニューに変更するか、FreeBSD(98)4.1R-Rev01 以降であれば インストール時に「FreeBSD(98) HD 起動メニューをインストール」を 選択する必要がある。

現在の FreeBSD(98) のブートローダが NEC 純正の仕様に依存している らしいが、詳細は不明。また、緑電子の "大磁主" のブートメニューか らは起動可能。

FDD NEC PC-9801NS/R, NX/C 内蔵

1.44M モードが使用できない。原因は不明。

これらの機種は 3modeFDD の初期サポートであり、それ以降のものと FDD I/F が異なるらしいが、詳細は不明。時期的にみて、おそらく 9801NL/R も同様と思われる。
boot フロッピーとして 1.44M を使うことは可能。また、BIOS で 1.44M をアクセスした後、ハードリセットなしに FreeBSD(98) を起動 すれば 1.44M を使用できる。

IDE HD I-O DATA HDN-540N, 800N

ブートの途中でフリーズする。原因は不明。

セカンダリ IDE コネクタにハードディスクを接続している場合は正常 に起動する。また、kernel conf から wd0 以外の wd デバイスをはず し、"options ATAPI" と "options ATAPI_STATIC" を削除しても正常に起動する。

ATAPI CD-ROM NEC PC-9821Ct, Cr, Cx 内蔵

2.2.1 のインストーラが起動しない。原因は不明。

2.2.2(PAO) のインストーラおよび 2.2.6R-Rev02 なら起動するとの報告あり。CD-ROM のケーブルをはずすと正常に起動することから、CD-ROM 側の問題または CD-ROM とドライバの相性問題の可能性が高い。

ATAPI CD-ROM NEC PC-9801BX2 内蔵
ATAPI CD-ROM NEC PC-9821Ce2, Cs2, Xs, Xp 内蔵
ATAPI CD-ROM NEC PC-CD60D

アクセス中にエラーやフリーズ、リブートが発生する。原因は、ドライ バが ATAPI デバイスのビジーを見ずに先走ってしまうというものが有 力。

[FreeBSD-users-jp 48977] のパッチを当てるか、acd(ata) ドライバを 使用すると問題なしとの報告あり。

ATAPI CD-ROM NEC PC9821Xn/C9W, Xp/C8W, Xs/C8W, Ap3/C9W 内蔵
ATAPI CD-ROM NEC PC-CD60D

音楽 CD の再生がうまくいかない。原因は、msf データとして BCD 値 を要求するため。acd ドライバでは対応済。

http://takeno.iee.niit.ac.jp/~shige/FreeBSD/CD/CD60D.html に詳細情報あり。

ATAPI CD-ROM I-O DATA CDV-AB6

ブートの途中でフリーズする。詳細は不明。

ファイルベイ用。プライマリのスレーブにつなぎ直すと正常となるとい う報告あり。

ATAPI PD NEC PC-9821RvII, Rv20 内蔵

ドライバがないので PD としては使用できない。CD-ROM としては動作 する。

PR の kern/10116 にパッチあり。

SONY CD-ROM MELCO CDI-FBY

ドライバがないので使用できない。

ファイルベイ用。AT 版では scd ドライバで対応している SONY オリジナル I/F の CD-ROM。

MATSHITA CD-ROM I-O DATA CDBOX

2.2.6 のインストーラでは使用できない。原因は、AT 版の matcd についての errata と同じ理由。2.2.7R-Rev01 で修正。

IDE I/F I-O DATA IDE-98

ドライバがないので使用できない。

NetBSD/pc98 では対応している。UIDE-98 のほうは 3.0 から対応。

IDE I/F I-O DATA UIDE-98

Primary, Secondary の両方で DMA 転送を指定するとフリーズする。原因は不明。

SCSI I/F I-O DATA SC-UPCI シリーズ

BIOS を無効にしている場合、sym ドライバでは起動後に bus reset を繰り返すなど不安定になることがある。ncr ドライバなら問題なし。

SCSI I/F ICM IF-2770, 2771, 2771ET (の SCSI 部分)

使用できない。原因は NEC 55 ボードと非互換な部分があるため。

ボードは認識するが、接続されている SCSI 装置を認識できない。55 ボードに対して、いくつかのレジスタが拡張されているらしく、それを 制御しないと正常に動作しないようである。386BSD(98) 時代にはパッ チが存在したようであるが、あまり安定していなかったらしい。

SCSI I/F MELCO IFC-NP

ドライバがないので使用できない。

Adaptec AHA-2920 相当品。これらは FutureDomain 由来のボードであり、AHA-2940 とは別物。PAO の stg ドライバまたは配布物の xperimnt/aha2920 をベースに開発すれば使用できる可能性あり。

SCSI I/F I-O DATA SC-98/PCI
SCSI I/F MicroStaff MPS32A

3.x では、ボードは認識するが、接続されている SCSI 装置を認識できない。原因は、これらボード上の BIOS の PCI configuration がドライバの想定しているものと異なるため。

SC-98/PCI は、BIOS を最新版に Update すれば使用可能。カーネル conf ファイルに "options NCR_IOMAPPED" を追加することで、状況が変化する可能性あり。

SCSI I/F NEC PC-9801-55 および互換ボード

3.x では、起動時および shutdown 時に "Synchronize cache failed, status == 0x4, scsi status == 0x2" というエラーメッセージが表示されることがある。原因は不明。ただし、このエラーが表示されることによる直接の実害は報告されていない。

SCSI コマンドの "Synchronize Cache"(0x35) と関係があると推測される。これは必須コマンドではないため、古い SCSI-1 のデバイスの場合、単に、このコマンドをサポートしていないだけということが考えられる。その一方で、新しい SCSI デバイスでも出るという報告もあり、bs ドライバの CAM 化に起因する問題である可能性も残っている。

SCSI I/F NEC PC-9801-55 および互換ボード + SCSI CD-ROM/MO

3.x では、メディアが挿入されていないと、一旦認識されたドライブが "got CAM status 0x4" というメッセージが表示されるとともにデバイスリストから削除されてしまい、アクセスできない。原因は不明。

bs ドライバの CAM 化が不完全なためと思われるが、詳細は不明。
"camcontrol rescan bs0" というコマンドを実行すれば、再認識させることができることがある。または、起動時からメディアを挿入していれば回避可能。

/sys/i386/isa/bs/bavar.h#define されている RETRIES1 にすることで、不完全ながら回避することができたとの報告があり、これがもっとも本質に近い手がかりと思われる。

SCSI I/F NEC PC-9801-55 および互換ボード + MELCO SDAT HD

3.3 にて、起動時にハングアップすることがある。原因は不明。

bs ドライバの CAM 化に起因する問題、または SDAT との相性の可能性 があるが、詳細は不明。/etc/fstab で fsck の順序を変えたり、パー ティション作成において「他の OS を同居させる余地を残さない」設定 にすると状況が改善されることがある。

SCSI I/F NEC PC-9801-100
SCSI I/F Adaptec AHA-1030P,1030B

3.x では、ドライバが CAM 化されていないので使用できない。 3.4R-Rev01 で対応。

SCSI CD-ROM NEC PC-9821Ap2, Ce 内蔵
SCSI CD-ROM NEC PC-CD50, PC-CD60F, PC-CD103
SCSI MO ICM MO-4120
SCSI MO COPAL CS-M120WA

uk0: Unknown となって認識されないことがある。原因は、これら装置が SCSI バージョンとして 0 を返すため。[FreeBSD QandA 管理番号:354] の対策を施すことにより使用可能。

PC-CD60F は DIP-SW5 を on に切替えることにより SCSI 2 を返すよう になる。また、MO-4120 は DIP-SW1 が on(PC-OD301 互換モード) なら SCSI 2 を返す。

SOUND NEC PC-9801-118

ドライバがないので使用できない。

SOUND NEC PC-9801-86 および互換音源

サウンド出力時に "isa_dmadone: channel 0 not active" という警告メッセージが表示される。原因は pcm(86 音源) ドライバのバグ。

実害は無いので無視してよい。また、3.1R-Rev01 の nss ドライバでは修正された。

SOUND NEC CanBe 内蔵音源

mss ドライバで認識されないことがある。また、認識されても、大きなサウンドファイルを再生しようとすると途中で止まる。原因は不明。

SOUND NEC PC-9821La13

mss ドライバではレジューム後にサウンドが使えなくなる。原因は PCM 音源の割り込み制御 I/O の値が レジュームの際に保存されないためと 思われる。おそらく PC-9821Np も同様。
suspend/resume イベントに対応している pcm ドライバに移行して対処 すべきと思われる。

ETHERNET 各社 NE2000 互換 PCI ボード

認識時に kernel が panic する。原因は ed ドライバのバグ。 2.2.5R-Rev01 で対応。

ETHERNET MELCO LGY-98

ブート時、"ed2: ....." のメッセージの直後でハングする。原因は ed2(EGY-98) のプローブ処理との干渉。必要のない ed デバイスを disable することで回避可能。

ETHERNET I-O DATA LA/T-98, ET/T-98

LD-BDN と誤認識されて正常動作しない。原因は、LD-BDN と構造が類似しているので、自動判別が困難であるため。必要のない ed デバイスを disable することで回避可能。

ETHERNET Allied-Telesis RE-1000Plus

リブートすると IRQ は正しいのに "wrong IRQ setting in config?" が出て使用できないことがある。原因は不明。

fe ドライバでの初期化処理に問題があると思われるが詳細は不明。
/etc/rc 等で、ifconfig fe0 down; ifconfig fe0 up すると、とりあえず使える。3.1 以降の新しい fe ドライバでは改善されている可能性がある。

ETHERNET Allied-Telesis RE-1000Plus

bus_space コードにミスがあり 4.6R-Rev01, 4.6.2R-Rev01 では動作しない。 4.7R-Rev01 で修正された。

ETHERNET Contec C-NET(98)E

netstat -i で表示される Ierrs の値が異常に大きい。また、トラフィックが多い場合にパケットが流れなくなることがある。原因は不明。

ETHERNET NEC SV-98/2-B06

多量データ転送時、"Receive overflow error" が出て、場合によってはハングする。原因は不明。ただし、2.2.5 以降では問題の発生は報告されていない。

Am79C970(PCnet-PCI) を使った PCI bus のボード。PCnet-PCI のデー タシートは http://www.amd.com/products/npd/techdocs/18220c.pdf より入手可能。

ETHERNET NEC SV-98/2-B05, B06

FreeBSD(98) 2.2.8 および 3.0 で認識されない。原因は、PCI Bus のボードなのに、チップ ID として Am79C965(PCnet-32 VL-Bus) を返すため。

AT 機でも同様のボードがあることが報告され、2.2.8 リリース後に修正された。よって 3.1 では対策済だが、2.2.8 でも以下のパッチで認識可能と思われる。


--- sys/i386/isa/if_lnc.c-     Tue Mar  2 19:08:13 1999
+++ sys/i386/isa/if_lnc.c      Tue Mar  2 19:08:36 1999
@@ -1350, 7 +1350, 7 @@
                sc->bdp = iobase + PCNET_BDP;

                sc->nic.ic = pcnet_probe(sc);
-               if (sc->nic.ic >= PCnet_PCI) {
+               if (sc->nic.ic >= PCnet_32) {
                        sc->nic.ident = NE2100;
                        sc->nic.mem_mode = DMA_FIXED;
ETHERNET Contec C-NET(98)S + CPU Cyrix 5x86

Device timeout -- Resetting が出て、異常に遅い。原因は C-NET(98)S がバスマスタで CPU と非同期にメモリを更新するにもかか わらず、CPU がメモリに対して write-back cache モードでしかアクセ スできないため。ソフトウェアでの対応は困難。

ETHERNET Intel EtherExpress/98
ETHERNET Networld 98X3Dash

ドライバがないので使用できない。

NetBSD/pc98 では対応している。FreeBSD の ix ドライバ (現 ie ドラ イバ) から移植したものらしいので、逆移植すれば動く可能性大。共有 メモリを使う PC/AT の EtherExpress/16 とは異なり、PIO でデータの 入出力を行う必要がある模様。

ETHERNET MACNICA(Excelan) EXOS-298, 298TP

ドライバがないので使用できない。

Intel i80186+Intel i82586 のインテリジェントボード。AT 版では、同じような構造のボードについては ie ドライバでサポートしている。

ETHERNET NEC PC-9867, 9868

ドライバがないので使用できない。

NEC V50+AMD AM7990 のインテリジェントボードらしい。

ETHERNET 3Com 3CJ5098N(EtherLink/98N)
ETHERNET NextCom NC5098N-TP(NextLink/98N)

ドライバがないので使用できない。

NetBSD/pc98 では対応している。NS DP8390 相当品を使用している模様 だが、3CJ5098/NC5098 とも別構造。

ETHERNET Allied-Telesis SIC-98, SIU-98, SIU-98-D, E

ISA リソース設定ルーチンに不具合があり、4.0-Rev01 では動作しない。4.3R-Rev01 で修正された。

ETHERNET Allied-Telesis SIC-98-E, W

SIC-98 のドライバで動作させると、本体内蔵 DMA を使用する機器 (DMA モードの SCSI や FDD 等) が不安定になる。原因は不明。

dd での転送ブロックサイズを 256KB 程度に大きくするとフリーズする。 SIC-98-E の使用を止めたり、SCSI I/F をバスマスタや SMIT モードに すると発生しない。

ETHERNET Ungermann-Bass Access/PC N98C+ (model PC85151)
ETHERNET Ungermann-Bass Access/NOTE N98 (model PC86131)

PC85152 のドライバでは動作しない。LAN コントローラが Fujitsu MB86950B であり、MB86960 とは互換性がないため。

NetBSD/pc98 では対応している。

ETHERNET Logitec LAN-98TP, 98T25P
ETHERNET NextCom NextLink-III PC9800C

ドライバがないので使用できない。

MAC アドレス次第だが、C-NET(98)P2 として fe ドライバで認識できる可能性あり。

ETHERNET Ratoc REX-9886, 9887

ドライバがないので使用できない。

NetBSD/pc98 では対応している。
http://www32.ocn.ne.jp/~chi/myprog/FreeBSD/rex.html にてテスター募集中。

ETHERNET MELCO LCI-T2S

lnc ドライバで認識されない。原因は不明。

PC/AT では、3.3-RELEASE なら正常に認識/使用できたとの報告あり。

ETHERNET NEC PC-9821NR-B06

10M では動作しない。また 100M ではパケットの数が増えるとカーネルごとフリーズする。原因は不明。

PC-9821Nr15/S14F 内蔵。DEC 21143-TB を使用しており、ボード自体は de ドライバで認識されている。

ETHERNET Soliton SB-9801,SN-9801
ETHERNET Fujikura FN1700-98, FN1702-98, FN1800-98N, FN1802-98N
ETHERNET Networld EC-98S, EP-98S

ドライバがないので使用できない。

NetBSD/pc98 では対応している。NS DP8390 相当品を使用している模様。 EC/EP-98S は、3.3R-Rev01 からサポートされた EC/EP-98X とは別構造。 パッチが寄贈され、現在、採用に向けて検討中。

ETHERNET 3COM 3C569B, 3C568B-J-TPO, 3C569B-J-COMBO

ドライバの PnP 化に伴い 4.0R-Rev01 では動作しない。4.2R-Rev01 で修正された。

ETHERNET CONTEC C-NET(98)P2

OS 側の PnP を無効にする手段が無くなったため 4.0R-Rev01 では動作しない。4.5R-Rev01 で修正された。

fe ドライバでの初期化処理に問題があると思われ、起動後に使用できなくなることがあるが詳細は不明。 /etc/rc 等で、ifconfig fe0 down;ifconfig fe0 up すると、とりあえず使える。
また、ボード側の設定にかかわらず全二重モードでは動作しないとの報告がある。

SERIAL NEC PC-9821Cb 内蔵, SV-98 model 3 内蔵

3.1R-Rev01 および 3.2R-Rev01 でシリアル通信を行うと、通信プロセ スがフリーズする。原因は V.FAST モード対応機種と誤認識されるため。 以下のパッチで修正可能。


--- sys/pc98/pc98/sio.c- Wed Sep 22 18:41:16 1999
+++ sys/pc98/pc98/sio.c Wed Sep 22 18:44:03 1999
@@ -4713, 9 +4713, 18 @@
                iod->irq = 4;

                /* XXX check new internal port. */
-               outb(0x13a, 0);
+               outb(0x13a, 0x8c);
                DELAY(10);
                for (tmp = 0; tmp < 100; tmp++) {
+                   if ((inb(0x13a) & 0x80) != 0) {
+                       tmp = 0;
+                       break;
+                   }
+                   DELAY(1);
+               }
+               outb(0x13a, 0);
+               DELAY(10);
+               for (; tmp < 100; tmp++) {
                    if ((inb(0x13a) & 0x80) == 0) {
                        PC98SIO_baud_rate_port(if_type) = 0x13a;
                        if_8251_type[if_type].name = " (internal fast)";
SERIAL MELCO IND-S, IND-SP(シリアル部), IND-SS(シリアル部)
SERIAL I-O DATA RSA-98

ドライバがないので使用できない。

3.1 以降の sio ドライバには対応コードが含まれているが、動作しな いとの報告あり。

PARALLEL MELCO IND-SP(パラレル部)

ドライバがないので使用できない。

3.2 の ppc ドライバで動作する可能性あり (port 0x540, irq 12)。

PARALLEL NEC PC-9801NS/A 内蔵

3.2 では、デバイスの認識時にリセットがかかる。ppc ドライバを disable にすることで回避可能。

PC/AT 用のコードが残っていたのが原因。4.0R-Rev01 で修正された。

PARALLEL NEC PC-9801Ae他 IEEE1284 未対応機種

GENERIC98 カーネルで印刷ができない。原因は ppc 上の lpt ドライバ と olpt ドライバの干渉。3.5R-Rev01 で修正された。

kernel conf の "device lpt0 at ppbus?" という行をコメントアウト することで回避可能。

POWER-MANAGEMENT apm ドライバ

4.3R-Rev01 で修正された。

4.1.1 〜 4.2 では 回避のためのコードが unofficial patch として配布物に含まれている。

PCI IRQ

FreeBSD(98) で使用しない PCI ボード(内蔵 USB I/F などを含む) が ある時に、C-Bus の PnP ボードを PnP で使用すると PCI ボードで使 われている IRQ をPnP ボードに割り当ててしまう場合がある。

対処方法は次のとおり。

  1. 使用しない PCI ボードであっても、ドライバを組み込んだカスタム カーネルを使うことで回避できる。(内蔵の USB I/F であれば、 device ohci を有効にしてカーネルを構築してください。)
  2. 使用しない PCI ボードを抜いてしまうことで回避できる。ただし、 「抜いてはいけない」と記されているボードを抜いてはいけない。
  3. C-Bus の PnP ボードを nonPnP で使用することで回避できる。
  4. 「PCI セットアップディスク」 で、使用しない PCI ボードの IRQ を空いている最大の値(例えば IRQ 10)に変更、固定することで回避 できる場合がある。


FreeBSD(98) 移植チーム

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$Date: 2005/01/27 16:07:55 $