日本語 man コマンド類 (ja-man-1.1j_5) と日本語 man ドキュメント (ja-man-doc-5.4 (5.4-RELEASE 用) など) をインストールすると、以下のような man コマンド閲覧、キーワード検索が コンソールからできるようになります。
4.11-RELEASE-K, 5.4-RELEASE-K, 5.5-RELEASE-K, 6.0-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.2-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K は、プライベート版 (小金丸が編集してまとめたもの) ですが、 より多くの翻訳したファイルが含まれています。 (5.4-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.2-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K は、全翻訳済み)
6.4-STABLE-K, 7.2-STABLE-K, 8.0-STABLE-K は現在、 作成中で日々更新されています。 最新の snapshots を元に作成しています。
SCP(1) FreeBSD 一般コマンドマニュアル SCP(1)
名称
scp - 安全なファイルコピー (リモート ファイルコピー プログラム)
書式
scp [-pqrvBC46] [-F ssh設定ファイル] [-S プログラム] [-P ポート番号] [-c
暗号化アルゴリズム] [-i identityファイル] [-o ssh設定項目] [[ユーザ@]
ホスト1:]ファイル1 [...] [[ユーザ@]ホスト2:]ファイル2
解説
scp はネットワーク上のホスト間でファイルをコピーします。これはデータ転送
に ssh(1) を使い、これと同様の認証をおこないます。これによって、 ssh(1)
と同様のセキュリティを提供します。 rcp(1) とは違って、 scp は認証に必要な
場合、パスワードまたはパスフレーズを尋ねてきます。
各ファイル名には、ホストおよびユーザの指定を含めることができます。これは
そのファイルがどのホストから、あるいはどのホストにコピーされるかを指定す
るものです。2つのリモートホスト間でファイルコピーすることもできます。
オプションは次のとおりです:
-c 暗号化アルゴリズム
データ転送に使う暗号化アルゴリズムを選択します。このオプションは
直接 ssh(1) に渡されます。
-i identityファイル
RSA 認証用の秘密鍵を読むファイルを選択します。このオプションは直
接 ssh(1) に渡されます。
-p コピー元ファイルの最終修正時刻、最終アクセス時刻、およびパーミッ
ションを保つようにします。
-r ディレクトリ全体を再帰的にコピーします。
-v 冗長表示モード。 scp と ssh(1) が進行中のデバッグメッセージを表示
するようにします。これは接続や認証、設定の問題などをデバッグする
ときに役立ちます。
-B バッチ処理モード (パスワードやパスフレーズを尋ねないようにしま
す)。
-q 進行状況を表すメータを表示しないようにします。
-C 通信を圧縮します。 ssh(1) に -C フラグを渡して圧縮を許可します。
-F ssh設定ファイル
ssh に対して別のユーザ設定ファイルを指定します。このオプションは
直接 ssh(1) に渡されます。
-P ポート番号
リモートホストに接続するポート番号を指定します。このオプションは
大文字の `P' であることに注意してください。これは小文字の -p が、
時刻やパーミッションを保つオプションとして rcp(1) によってすでに
使われているためです。
-S プログラム
暗号化された接続のために使う プログラムの名前を指定します。このプ
ログラムは ssh(1) のオプションが使用できなくてはいけません。
-o ssh設定項目
設定ファイル ssh_config(5) で使われている形式のオプションを ssh
に渡すために使います。これは scp のコマンドラインオプションからは
直接指定できない項目を指定するときに便利です。たとえば、プロトコ
ル 1 の使用を強制するときには scp -oProtocol=1 のようにすることが
できます。
-4 scp が IPv4 アドレスのみを使うよう強制します。
-6 scp が IPv6 アドレスのみを使うよう強制します。
診断
scp は、成功すると終了状態として 0 を、エラーが起こると >0 を返します。
作者
Timo Rinne <tri@iki.fi> および Tatu Ylonen <ylo@cs.hut.fi>
歴史
scp は、カリフォルニア州立大学評議会 (the Regents of the University of
California) による BSD ソースコードの rcp(1) を基にしています。
日本語訳
新山 祐介 (yusuke at cs . nyu . edu) 2002/6/21 (for 3.3p1)
当マニュアルページは氏のご好意により FreeBSD 日本語マニュアルに収録させて
いただいています。翻訳についてのご意見、ご指摘がありましたら新山氏
(yusuke at cs . nyu . edu)、および FreeBSD jpman プロジェクト <man
jp@jp.FreeBSD.org> までお送りください。
関連項目
rcp(1), sftp(1), ssh(1), ssh-add(1), ssh-agent(1), ssh-keygen(1),
ssh_config(5), sshd(8)
FreeBSD 4.9 September 25, 1999 FreeBSD 4.9