日本語 man コマンド類 (ja-man-1.1j_5) と日本語 man ドキュメント (ja-man-doc-5.4 (5.4-RELEASE 用) など) をインストールすると、以下のような man コマンド閲覧、キーワード検索が コンソールからできるようになります。
4.11-RELEASE-K, 5.4-RELEASE-K, 5.5-RELEASE-K, 6.0-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.2-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K は、プライベート版 (小金丸が編集してまとめたもの) ですが、 より多くの翻訳したファイルが含まれています。 (5.4-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.2-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K は、全翻訳済み)
6.4-STABLE-K, 7.2-STABLE-K, 8.0-STABLE-K は現在、 作成中で日々更新されています。 最新の snapshots を元に作成しています。
HIER(7) FreeBSD 多方面の情報マニュアル HIER(7)
名称
hier - ファイルシステムのレイアウト
解説
ファイルシステムの階層構成についての概略です。
/ ファイルシステムのルートディレクトリ。
/bin/ ユーザ用ユーティリティの基本的なもの。シングルユーザ環境、マルチ
ユーザ環境どちらでも使用する。
/boot/ オペレーティングシステムのブートストラップ中に使用されるプログラ
ムと設定ファイル。
defaults/ デフォルトのブートストラップ用設定ファイル。
loader.conf(5) 参照。
kernel/ カーネルの pure な実行可能ファイル (ブート時にメモリ
に読み込まれるオペレーティングシステム)。
modules/ サードパーティのロード可能なカーネルモジュール。
kldstat(8) 参照。
/cdrom/ CD-ROM ドライブのデフォルトマウントポイント (sysinstall(8) が作
成します)。
/compat/
通常は、 /usr/compat へのリンクです。そうでない場合、
/usr/compat コメントがあてはまります。 (sysinstall(8) が作成しま
す)。
/dev/ ブロックデバイスおよびキャラクタデバイスファイル。
fd/ ファイル記述子ファイル。 fd(4) 参照。
/dist/ sysinstall(8) が使用するマウントポイント。
/etc/ システムの設定ファイル、およびスクリプト。
defaults/ デフォルトのシステム設定ファイル。 rc(8) 参照。
gnats/ gnats 設定ファイル。 send-pr(1) 参照。
isdn/ isdn4bsd の設定ファイル。 isdnd(8) 参照。
localtime ローカルタイムゾーン情報。 ctime(3) 参照。
mail/ sendmail の制御情報。
mtree/ mtree 設定ファイル。 mtree(8) 参照。
namedb/ named 設定ファイル。 named(8) 参照。
pam.d/ プラグ可能認証モジュール (Pluggable Authentication
Modules; PAM) ライブラリの設定ファイル。 pam(8) 参
照。
periodic/ cron(8) により、毎日/毎週/毎月実行されるスクリプ
ト。 periodic(8) 参照。
ppp/ ppp(8) ppp 設定ファイル。 ppp(8) 参照。
ssl/ OpenSSL 設定ファイル。
/kernel カーネルの pure な実行可能ファイル (ブート時にメモリに読み込まれ
るオペレーティングシステム)。
/modules/
ロード可能なカーネルモジュール。 kldstat(8) 参照。
/lib/ /bin と /sbin のバイナリに必要な、重要なシステムライブラリ。
/libexec/
/bin と /sbin のバイナリに必要な、重要なシステムユーティリティ。
/mnt/ 通常、システム管理者が一時的なマウントポイントとして使用する空の
ディレクトリ。
/proc/ プロセスファイルシステム。 procfs(5), mount_procfs(8) 参照。
/rescue/
緊急回復時に使用される、静的にリンクされたプログラム群です。
rescue(8) を参照してください。
/root/ root のホームディレクトリ。
/sbin/ システムプログラム、および基本的な管理者用ユーティリティ。シング
ルユーザ環境、マルチユーザ環境どちらでも使用する。
/stand/ スタンドアロン環境で使用されるプログラム。
/tmp/ システムリブートをまたがった永続性が保証されない、一時ファイル。
/usr/ ユーザ用ユーティリティ、およびアプリケーションの大部分を含む。
bin/ 一般的なユーティリティ、プログラミングツール、アプリ
ケーション。
compat/ Linux 等の他のオペレーティングシステムとのバイナリ互換
性をサポートするために必要なファイル (sysinstall(8) が
作成します)。
games/ 有用でちょっとふざけたプログラム。
include/ 標準 C 言語インクルードファイル。
arpa/ インターネットサービスプロトコルのための C
言語インクルードファイル。
cam/ Common Access Methods Layer 用 C インク
ルードファイル。
scsi/ CAM 上の SCSI デバイス。
dev/ 様々な FreeBSD デバイスのプログラミング用
の C インクルードファイル。
ic/ ドライバ/バス独立なハードウェ
ア回路を記述する、様々なヘッダ
ファイル。
ofw/ OpenFirmware サポート。
ppbus/ パラレルポートバス。 ppbus(4)
参照。
usb/ USB サブシステム。
utopia/ ATM インタフェース用の物理チッ
プドライバ。 utopia(4) 参照。
wi/ wi(4) WaveLAN ドライバ。
fs/
fdescfs/ プロセス毎のファイル記述子ファ
イルシステム。
fifofs/ IEEE Std 1003.1 (``POSIX.1'')
FIFO ファイルシステム。
msdosfs/ MS-DOS ファイルシステム。
ntfs/ NTFS ファイルシステム。
nullfs/ ループバックファイルシステム。
nwfs/ NetWare ファイルシステム。
portalfs/ ポータルファイルシステム。
procfs/ プロセスファイルシステム。
smbfs/ SMB/CIFS ファイルシステム。
udf/ UDF ファイルシステム。
umapfs/ uid/gid マッピングを変えるファ
イルシステム
unionfs ユニオンファイルシステム。
g++/ GNU C++ 言語インクルードファイル。
std/ GNU C++ 言語 libstdc++ インク
ルードファイル。
isc/ ISC ユーティリティライブラリ libisc インク
ルードファイル。
isofs/
cd9660/ iso9660 形式ファイルシステム。
libmilter/ libmilter 用の C インクルードファイルであ
り、 sendmail(8) メールフィルタ の API で
す。
machine/ マシン固有機能の C 言語インクルードファイ
ル。
net/ その他のネットワーク機能用 C 言語インク
ルードファイル。
netatalk/ Appletalk プロトコル。
netatm/ ATM のインクルードファイル。 atm(8) 参照。
netinet/ インターネット標準プロトコル用 C 言語イン
クルードファイル。 inet(4) 参照。
netinet6/ インターネットプロトコルバージョン 6 用の
C インクルードファイル。 inet6(4) 参照。
netipx/ IPX/SPX プロトコルスタック。
netkey/ カーネルの鍵管理サービス。
netnatm/ NATM インクルードファイル。 natm(4) 参照。
netsmb/ SMB/CIFS リクエスタ。
nfs/ NFS (Network File System) 用 C 言語インク
ルードファイル。
objc/ Objective C のインクルードファイル。
posix4/ POSIX リアルタイム拡張のインクルードファイ
ル。 p1003_1b(9) 参照。
openssl/ OpenSSL (Cryptography/SSL ツールキットの)
ヘッダ。
pccard/ PC-CARD コントローラ。
protocols/ Berkeley サービスプロトコル用 C 言語インク
ルードファイル。
readline/ ユーザからの一行入力機能 (編集機能付き)。
readline(3) 参照。
rpc/ リモート手続き呼び出し。 rpc(3) 参照。
rpcsvc/ RPC サービス構造の定義。 rpc(3) 参照。
security/ PAM。 pam(8) 参照。
sys/ システム用 C 言語インクルードファイル (
カーネルデータ構造)。
ufs/ UFS (U-word File System) 用 C 言語インク
ルードファイル。
ffs/ Fast filesystem。
ufs/ UFS ファイルシステム。
vm/ 仮想記憶。 vmstat(8) 参照。
lib/ アーカイブライブラリ。
aout/ a.out アーカイブライブラリ。
compat/ 互換性維持用の共有ライブラリ。
aout/ a.out 後方互換ライブラリ。
libdata/ その他のユーティリティデータファイル。
doscmd/ doscmd が使用するファイル (ドライバ、フォ
ント等)。 doscmd(1) 参照。
fonts/ doscmd が使用するフォント。
gcc/ ???
ldscripts/ リンカスクリプト。 ld(1) 参照。
lint/ さまざまな lint 用ライブラリ (事前に構築さ
れている)。 lint(1) 参照。
stallion/ Stallion シリアルコントローラ用ファーム
ウェアイメージ。 stl(4) 参照。
libexec/ システムデーモンおよびシステムユーティリティ。 (他のプ
ログラムから実行されるもの)。
aout/ a.out 実行形式を操作するユーティリティ。
elf/ ELF 実行形式を操作するユーティリティ。
lpr/ LP プリントシステムのユーティリティとフィ
ルタ。 lpr(1) 参照。
sendmail/ sendmail(8) バイナリ。 mailwrapper(8) 参
照。
sm.bin/ sendmail(8) 用制限付きシェル。 smrsh(8) 参
照。
local/ ローカルの実行可能ファイル、ライブラリなど。 FreeBSD
ports フレームワークのデフォルトのインストール先として
も使用されます。 local/以下では、 hier で /usr に関し
て記述された一般的な配置が使用されます。例外は、man
ディレクトリ (local/share/ の下ではなく local/ の直下
に存在)、 ports のドキュメント (share/doc/<port>/ に置
かれます)、 /usr/local/etc (/etc の模倣) です。
obj/ アーキテクチャ依存のターゲットツリー。 /usr/src ツリー
を構築することで作成される。
ports/ FreeBSD ports コレクション (オプション扱い)。
sbin/ (ユーザによって実行される) システムデーモン、およびシ
ステムユーティリティ。
share/ アーキテクチャに依存しないファイル。
calendar/ 事前に組み立てられた calendar ファイルいろ
いろ。 calendar(1) 参照。
dict/ 単語リスト。 look(1) 参照。
freebsd FreeBSD 固有の術語、固有の名
前、隠語。
words 一般の単語
web2 Webster's 2nd International か
らの単語
papers/ リファレンスデータベース。
refer(1) 参照。
doc/ その他の文書。 ( USENIX association から入
手できる) BSD マニュアルのほとんどのソー
ス。
FAQ/ しばしば行なわれる質問とその答
え (Frequently Asked Ques
tions)。
IPv6/ IPv6 の実装に関する注。
bind/ BIND (Berkeley Internet Name
Domain) に属する文書。
es/ /usr/share/doc 中の文書のスペイ
ン語への翻訳。
handbook/ FreeBSD ハンドブック
ja/ /usr/share/doc 中の文書の日本語
への翻訳。
ncurses/ ncurses に属する HTML 文書。
ncurses(3X) 参照
ntp/ Network Time Protocol に属する
HTML 文書。
papers/ UNIX 関連の論文
psd/ UNIX プログラマ用補助文書
ru/ /usr/share/doc 中の文書のロシア
語への翻訳。
smm/ UNIX システム管理者用マニュアル
tutorials/ FreeBSD チュートリアル。
usd/ UNIX ユーザ用補助文書
zh/ /usr/share/doc 中の文書の中国語
への翻訳。
examples/ 一般ユーザやプログラマ向けのさまざまな用
例。
games/ 各種のゲームで使用される ASCII テキストファ
イル。
groff_font/
デバイス名ごとに用意されたデバイス記述ファ
イル。
info/ GNU Info ハイパーテキストシステム。
isdn/ ISDN。
locale/ ローカル化関係のファイル。 setlocale(3) 参
照。
man/ マニュアルページ。
me/ me マクロパッケージで使用するマクロ。 me(7)
参照。
misc/ その他システム全体の ASCII テキストファイ
ル。
fonts/ ???
pcvtfonts/ pcvt フォント。 pcvt(4) 参照。
termcap 端末の特性を記述するデータベー
ス。 termcap(5) 参照。
mk/ make 用テンプレート。 make(1) 参照。
nls/ 各国語サポート (National Lanuguage Support)
ファイル。 mklocale(1) 参照。
pcvt/ pcvt の文書とその他の例。 pcvt(4) 参照。
security/ mac_lomac(4) 等のセキュリティポリシ用のデー
タファイル。
sendmail/ sendmail(8) の設定ファイル。
skel/ 新しいアカウントのための . (ドット) ファイ
ルの例。
syscons/ syscons が使用するファイル。 syscons(4) 参
照。
fonts/ コンソールフォント。
vidcontrol(1) と vidfont(1) 参
照。
keymaps/ コンソールキーボードマップ。
kbdcontrol(1) と kbdmap(1) 参
照。
scrnmaps/ コンソールスクリーンマップ。
tabset/ 各種端末用タブ記述ファイル。termcap ファイ
ルの中で使用される。 termcap(5) 参照。
tmac/ テキスト処理マクロ。 nroff(1) および
troff(1) 参照。
vi/ vi(1) のローカライズサポートとユーティリ
ティ。
zoneinfo/ タイムゾーン設定情報。 tzfile(5) 参照。
src/ BSD とサードバーティとローカルのソースファイル。
bin/ /bin 内のファイルのソース。
contrib/ 寄贈されたソフトウェアのソース。
crypto/ 寄贈された暗号化ソフトウェアのソース。
etc/ /etc 内のファイルのソース。
games/ /usr/games 内のファイルのソース。
gnu/ GNU Public Licence で保護されたユーティリ
ティ。
include/ /usr/include 内のファイルのソース。
kerberos5/ Kerberos version 5 のビルドインフラストラ
クチャ。
lib/ /usr/lib 内のファイルのソース。
libexec/ /usr/libexec 内のファイルのソース。
release/ FreeBSD のリリースを生成するために必要な
ファイル。
sbin/ /sbin 内のファイルのソース。
secure/ /usr/src/crypto 中のファイル用のビルドディ
レクトリ。
share/ /usr/share 内のファイルのソース。
sys/ カーネルのソースファイル。
tools/ FreeBSD のメンテナンスとテストに使用する
ツール。
usr.bin/ /usr/bin 内のファイルのソース。
usr.sbin/ /usr/sbin 内のファイルのソース。
X11R6/ X11R6 配布パッケージの実行可能形式ファイル、ライブラリ
など (オプション扱い)。
bin/ X11R6 のバイナリ (サーバ、ユーティリティ、
ローカルな packages/ports)。
etc/ X11R6 の設定ファイルとスクリプト。
include/ X11R6 のインクルードファイル。
lib/ X11R6 のライブラリ。
man/ X11R6 のマニュアルファイル。
share/ アーキテクチャ独立なファイル。
/var/ さまざまな用途のログファイル、一時ファイル、遷移的ファイル、ス
プールファイル。
account/ システムアカウンティングファイル。
acct 実行アカウントファイル。 acct(5) 参照。
at/ 指定した時間に動くコマンドのスケジュールファイル。
at(1) 参照。
jobs/ ジョブファイルを含むディレクトリ。
spool/ 出力スプールファイルを含むディレクトリ。
backups/ さまざまなバックアップファイル。
crash/ カーネルクラッシュダンプを保存するデフォルトのディレ
クトリ。 crash(8) と savecore(8) 参照。
cron/ cron が使用するファイル。 cron(8) 参照。
tabs/ crontab ファイル。 crontab(5) 参照。
db/ システム固有のさまざまなデータベースファイル。自動生
成される。
empty/ 特別に空のディレクトリが必要なプログラムによって使用
される、空のディレクトリ。例えば、特権分離のために
sshd(8) が使用します。 sshd(8) 参照
games/ さまざまなゲームのステータスおよびスコアファイル。
heimdal/ Kerberos サーバデータベース。 kdc(8) 参照。
log/ さまざまなシステムログファイル。
wtmp login/logout ログ。 wtmp(5) 参照。
mail/ ユーザのメールボックスファイル。
msgs/ システムメッセージのデータベース。 msgs(1) 参照。
preserve/ エディタの不慮の死の際に保存されるファイルを一時的に
安置するディレクトリ。 ex(1) 参照。
quotas/ ファイルシステムのクォータ情報のファイル。
run/ ブートされてからのシステムについての各種情報を記述し
たシステム情報ファイル。
named/ ``bind'' ユーザが書き込み可能です。
named(8) 参照。
ppp/ コマンドの接続ソケット用に、 ``network''
グループが書き込み可能です。 ppp(8) 参
照。
utmp 現在のユーザについてのデータベース。
utmp(5) 参照。
rwho/ rwho データファイル。 rwhod(8), rwho(1), ruptime(1)
参照。
spool/ さまざまなプリンタ、メールシステムのスプールディレク
トリ。
ftp/ 一般に ~ftp となる部分。anonymous ftp の
ルートディレクトリ。
mqueue/ 配送されていないメールのキュー。
sendmail(8) 参照。
output/ ラインプリンタ用スプールディレクトリ。
tmp/ システムリブートをまたがって保持される、一時ファイ
ル。
vi.recover/
vi のリカバリファイルを格納しておくディレ
クトリ。
yp NIS マップ。
注
このマニュアルページはデフォルトの FreeBSD ファイルシステムレイアウトを記
述しており、各システムの実際の階層構造はシステム管理者の裁量に委ねられて
います。よく維持管理されたインストールにおいては、カスタマイズされた本ド
キュメントが付属するでしょう。
関連項目
apropos(1), find(1), finger(1), grep(1), ls(1), whatis(1), whereis(1),
which(1), fsck(8)
歴史
hier マニュアルページは Version 7 AT&T UNIX で登場しました。
FreeBSD 4.9 June 5, 1993 FreeBSD 4.9