日本語 man コマンド類 (ja-man-1.1j_5) と日本語 man ドキュメント (ja-man-doc-5.4 (5.4-RELEASE 用) など) をインストールすると、以下のような man コマンド閲覧、キーワード検索が コンソールからできるようになります。
4.11-RELEASE-K, 5.4-RELEASE-K, 5.5-RELEASE-K, 6.0-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.2-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K は、プライベート版 (小金丸が編集してまとめたもの) ですが、 より多くの翻訳したファイルが含まれています。 (5.4-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.2-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K は、全翻訳済み)
6.4-STABLE-K, 7.2-STABLE-K, 8.0-STABLE-K は現在、 作成中で日々更新されています。 最新の snapshots を元に作成しています。
FETCH(1) FreeBSD 一般コマンドマニュアル FETCH(1)
名称
fetch - URL (Uniform Resource Locator) 形式でのファイルの取得
書式
fetch [-146AFMPRUadlmnpqrsv] [-B bytes] [-S bytes] [-T seconds] [-N file]
[-o file] [-w seconds] [-h host] [-c dir] [-f file] [URL ...]
解説
fetch ユーティリティは fetch(3) ライブラリへのコマンド行インタフェースを
提供します。目的は、コマンド行の URL (複数可) に示されるファイル (複数可)
を取得することです。
以下のオプションが使用可能です。
-1 最初にファイルの取得に成功したときに、終了値 0 を返して停止し
ます。
-4 fetch が IPv4 アドレスのみを使用することを強制します。
-6 fetch が IPv6 アドレスのみを使用することを強制します。
-A ``一時的な'' (302) リダイレクトを自動的には追跡しません。要求
したオブジェクトが存在しない場合に、発見できないというエラー
ではなくリダイレクトを返すという、壊れたウェブサイトが存在し
ます。
-a ソフト上での失敗の場合に自動的に転送を再試行します。
-B bytes 読み込みバッファの大きさをバイト単位で指定します。デフォルト
は 4096 バイトです。バッファの大きさを小さくしようとしても、
黙って無視されます。実際に実行された読み込み回数は、冗長レベ
ル 2 以上で報告されます ( -v フラグを参照してください)。
-c dir 遠隔ホストの dir ディレクトリのファイルを取得します。本オプ
ションは、価値が低下しており、後方互換性のためだけに提供され
ています。
-d プロキシが設定されていても、直接接続します。
-F -r フラグと組み合わせると、ローカルファイルとリモートファイル
の修正時刻が異なったとしても、強制的に再開します。 -R を暗黙
的に指定します。
-f file 遠隔ホストの file という名前のファイルを取得します。本オプ
ションは、価値が低下しており、後方互換性のためだけに提供され
ています。
-h host ホスト名が host にあるファイルを取得します。本オプションは、
価値が低下しており、後方互換性のためだけに提供されています。
-l 目標が、ファイル形式の URL の場合、目標を複製しようとするので
はなく、リンクを作成します。
-M
-m ミラーモード: ローカルホストにファイルが既に存在し、サイズと
変更時間がリモートファイル同じである場合、転送は行われませ
ん。 -m と -r のフラグは、あいいれないことに注意してくださ
い。
-N file ~/.netrc の代りに file を使用し、FTP サイト用のログイン名とパ
スワードを見付けます。ファイルの書式については ftp(1) を参照
してください。この機能は実験的です。
-n 転送されるファイルの変更時間を保存しません。
-o file 出力ファイル名を file にします。デフォルトでは、``パス名'' が
指定された URI から取り出され、そのベースネームが出力ファイル
の名前として使われます。 file 引数として `-' を与えると、結果
は標準出力に出力されます。
-P
-p FTP プロトコルをパッシブモードで使います。これは、入力接続を
ブロックするファイアウォール (firewall) の背後にいる場合に有
用です。FTP URL を取得するときに fetch がハングするように見え
る場合に使用してみてください。
-q 沈黙モード。
-R 与えられたファイル名は大事にされ、どんな状況下でもファイル名
は消去されません。それは、転送が失敗もしくは不完全であった時
でさえ、あてはまります。
-r 以前に中断された転送を再開します。 -m と -r のフラグは、あい
いれないことに注意してください。
-S bytes サーバが報告するファイルサイズが、指定値に合致することを要求
します。合致しない場合、メッセージが表示され、ファイルは取得
されません。サーバがファイルサイズの報告をサポートしていない
場合、本オプションは無視され、無条件にファイルが取得されま
す。
-s 各要求ファイルごとに、取得せずに、バイト数単位の大きさを表示
します。
-T seconds タイムアウト時間を seconds 秒に設定します。 FTP での転送に対
しては FTP_TIMEOUT 環境変数が、HTTP での転送に関しては
HTTP_TIMEOUT 環境変数が、設定されていた場合は、それを上書きし
ます。
-U パッシブな FTP を使用しているとき、データ接続用に低位 (デフォ
ルト) ポートを割り当てます。どのポート範囲が対応するかの指定
方法の詳細については、 ip(4) を参照してください。
-v 冗長レベルを増やします。
-w seconds -a が指定された場合、次のリトライの前に指定した秒数だけ待ちま
す。
fetch が SIGINFO シグナルを受け取ると ( stty(1) への status 引数を参照し
て下さい)、現在の転送レートの統計情報が、標準の完了メッセージと同じ書式で
標準エラー出力に書き込まれます。
診断
fetch コマンドは、成功時には 0 を返し、失敗時には 1 を返します。コマンド
行上に複数の URL を指定した場合、 fetch は、それぞれを順番に取得しようと
し、すべての取得に成功した場合のみに 0 を返します。
環境変数
FTP_TIMEOUT FTP 接続を中断するまでの最大時間を秒で指定します。
HTTP_TIMEOUT HTTP 接続を中断するまでの最大時間を秒で指定します。
fetch(3) ライブラリの文書に記述されている環境変数は、すべてサポートされて
います。
関連項目
fetch(3)
歴史
fetch コマンドは FreeBSD 2.1.5 から導入されました。本実装が最初に登場した
のは FreeBSD 4.1 です。
作者
fetch のオリジナル実装は Jean-Marc Zucconi が行いました。 FreeBSD 2.2 の
ために、拡張を行ったのは Garrett Wollman であり、後に fetch(3) を使用する
ように Dag-Erling Sm/rgrav が完全に書き直しました。
注
-b および -t のオプションは、すでにサポートされておらず、警告を表示しま
す。これらのオプションは、他の OS のバグの回避策であって、本実装ではバグ
を引き起こしません。
-h, -c, -f オプションの使用と、コマンド行上の URL 指定は、同時にはできま
せん。
FreeBSD 4.9 March 11, 2003 FreeBSD 4.9