日本語 man コマンド類 (ja-man-1.1j_5) と日本語 man ドキュメント (ja-man-doc-5.4 (5.4-RELEASE 用) など) をインストールすると、以下のような man コマンド閲覧、キーワード検索が コンソールからできるようになります。
4.11-RELEASE-K, 5.4-RELEASE-K, 5.5-RELEASE-K, 6.0-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.2-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K は、プライベート版 (小金丸が編集してまとめたもの) ですが、 より多くの翻訳したファイルが含まれています。 (5.4-RELEASE-K から 6.4-RELEASE-K, 7.0-RELEASE-K から 7.2-RELEASE-K, 8.0-RELEASE-K は、全翻訳済み)
6.4-STABLE-K, 7.2-STABLE-K, 8.0-STABLE-K は現在、 作成中で日々更新されています。 最新の snapshots を元に作成しています。
BAD144(8) FreeBSD System Manager's Manual BAD144(8)
名称
bad144 - DEC スタンダード 144 形式のバッドセクタ情報を読み書きする
書式
bad144 [-c] [-f] [-v] disk [sno [bad ...]]
bad144 -a [-c] [-f] [-v] disk [bad ...]
bad144 [-s] [-v] disk
解説
Bad144 は、バッドセクタの置きかえを実現するためにディスクドライバが使用す
る、ディスク上の情報を調べるのに使えます。
使用可能なオプション:
-a 既存のリストに追加したい、新しいバッドセクタからなる引数リスト。
ディスク上のリストは昇順にソートされている必要があるため、新しい
セクタは既存のリストとともにソートされます。追加に対応するため、
代替セクタの移動がおこなわれます。新しい代替セクタはクリアされま
す。
-c 古いセクタから代替セクタへのコピーを試みます。不安定なセクタを置
きかえるために使えるでしょう。
-f -f オプションは RP06, RM03, RM05, 富士通の Eagle, または Massbus
上の SMD ディスクにおいて、新しいバッドセクタを使用不可セクタとし
て再フォーマットすることで「バッド」セクタとしてマークするために
使えます。このオプションは、そのセクタがまだバッドセクタとしてマ
ークされていないか、あるいはシステムが代替セクタを使うように指示
されていない場合に必要です。このオプションはマルチユーザモードで
の動作中にも使うことができます。フォーマット操作をおこなうために
シングルユーザモードに移行する必要はなくなりました。
-s ディスク全体をスキャンしてバッドブロックを探します。
-v -v (verbose) が指定されると、処理過程の全体を詳細に表示します。
この情報のフォーマットは、 DEC スタンダード 144 で以下のように定義されて
います。バッドセクタ情報は、ディスクパックの最終トラックの最初の偶数番号
のセクタ五つに置かれます。 dkbad 構造体で記述される情報の、同一のコピーが
五つあります。
代替セクタはバッドセクタ情報の直前のセクタから始まり、ディスクの先頭に向
かって逆向きに割り当てられます。最大で 126 個のバッドセクタがサポートされ
ます。対応する代替セクタは、バッドセクタテーブル中でのバッドセクタの位置
から計算されます。バッドセクタは昇順に並んでいなければなりません。
バッドセクタ情報と代替セクタは、伝統的にディスクの ``c'' ファイルシステム
パーティションを通してのみアクセス可能です。もしも このパーティションを
ファイルシステムとして使用している場合、それがバッドセクタ情報や代替セク
タとオーバーラップしないことを保証するのはユーザの責任です。したがって、
バッドセクタ代替機能を完全に使用するためには、 1 トラックと 126 セクタを
予約しておかなければなりません。
バッドセクタ構造体は以下のようになっています。
struct dkbad {
long bt_csn; /* カートリッジのシリアルナンバ */
u_short bt_mbz; /* 未使用; 0 であるべき */
u_short bt_flag; /* -1 => アラインメント カートリッジ */
struct bt_bad {
u_short bt_cyl; /* バッドセクタのシリンダ番号 */
u_short bt_trksec; /* トラック番号とセクタ番号 */
} bt_bad[126];
};
配列 bt_bad 中の未使用のスロットは全ビットがセットされ、不正な値として未
使用であることを示しています。
Bad144 はデバイス名 (例えば hk0, hp1, 等) を指定して実行します。オプショ
ンの引数が指定されていない場合、指定されたディスクの最終トラックの最初の
セクタを読んで、バッドセクタ情報を出力します。もしもバッドセクタ情報が破
壊されていると、警告が表示されます。ディスクパックのシリアル番号とバッド
セクタのリストを与えて Bad144 を呼び出すこともできます。これは既存の情報
にかわり、与えられた情報をバッドセクタファイルのすべてのコピーに書き込み
ます。しかし、この場合には bad144 は指定されたセクタを bad としてマークし
ないことに注意してください。この手続きは、破壊された既知のバッドセクタ情
報を復旧するためだけに使用するべきです。
カーネルにドライブからバッドセクタを読み直させるためにリブートする必要は
なくなりました。
関連項目
badsect(8)
バグ
UNIX の動作中に、オンラインでディスクをフォーマットできるようにするべきで
す。
すべてのタイプのドライブのバッドセクタをマークできるようにするべきです。
11/750 (訳注: VAX のモデル名) では、システムのブートに使われる標準のブー
トストラップドライバはバッドセクタ情報を理解しませんし、 ECC エラーや
RM80 タイプのディスクの特殊な SSE (スキップセクタ) エラーを処理しません。
これはブートのためにファイル /kernel を読んでいる時には、これらのエラーが
起きてはならないということです。また、ディスクドライブのセクタ 0-15 に
は、これらのいかなる障害も存在してはいけません。
クラッシュ後にディスクにシステムコアイメージを書くドライバは、これらのエ
ラーを処理しません。したがって、クラッシュダンプエリアは これらのエラーも
バッドセクタもない状態でなければなりません。
歴史
bad144 コマンドは 4.1BSD から現われました。
4th Berkeley Distribution May 13, 1995 2