FreeBSD QandA 147

FreeBSD QandA

Q. FreeBSD 上で動作する ML (Meta Language) はありますか?

A. 2001年9月初旬の時点で、以下のものが ports に入っています。
   詳しくは、それぞれの pkg-comment、pkg-descr ファイルを参照して下さい。

   [Standard ML of New Jersey]
      ports/lang/sml-nj/
      ports/lang/sml-nj-devel/
     the SML '97 definition に準拠した実装です。(Standard ML には 1990
     年の定義と 1997年の定義の 2種類があり、それぞれ SML '97、SML '90
     とも呼ばれます)。
     次の Moscow ML の方が軽いそうです。

   [Moscow ML]
      ports/lang/moscow_ml
     1996 年に見直された Standard ML の中心となる言語の実装です。
     モジュール機構は Version 2.0 以降で実装されています。

   [Caml Light]
      ports/lang/caml-light
     Standard ML に似た (つまり少し違う) ML 言語です。

   [Objective Caml]
      ports/lang/ocaml
     Caml Light をベースに、クラスに基づいたオブジェクト指向拡張と
     Standard ML 風の強力なモジュール機構を加えたものです。

   [nML]
      ports/lang/nml
     Standard ML と Objective Caml を融合した両者の方言です。

   Standard ML については
     <URL:http://www.smlnj.org/sml97.html>
   を参照して下さい。
   尚、code を書くのに emacs を使用している場合は、ports/lang/sml-mode.el
   も役に立つでしょう。

間違い・追加情報を見付けた場合は、 修正案の投稿のしかた を読んだ上で、
QandA@jp.FreeBSD.org まで お知らせください。