FreeBSD QandA 1180
Q. メルコのハイパーメモリーCPU は FreeBSD(98) で利用可能ですか?
A. このボードには CPUと 増設メモリスロットが付いていますが、
<URL:http://www.indiscipline.com/kawakubo/excache/>
に置いてある excache-*.* を持ってきて FreeBSD(98)のカーネルソースに
patch を当ると CPU、増設メモリともに利用できるようになります。
現時点 (1999/01/15) での対応製品は
EUD-HP, EUA-QP, EUF-EP, EUZ-QP, EUB-HP, HAS-33QP
で、2.2.1, 2.2.2, 2.2.5, 2.2.6, 2.2.7, 3.0 用のパッチが用意されています。
将来的には FreeBSD(98) のソースに取り込んでもらう予定だそうですが、
2.2.5 以降の動作報告がまだあまりないので、それを待っているところという
ことなので、使っているみなさんは是非、動作報告を送りましょう。
HNE-33QP、HND-33QP はデータがないのできちんと対応できていないそうです。
対応するためには、MS-DOS か Windows95/98 環境で調べてもらいたいことが
あるそうなので、持っている人はできれば作者に連絡して下さい。
また、これ以前のハイパーメモリ CPU (EUF-H0M など) は FreeBSD(98) に特
に patch をあてなくとも、カーネルコンフィギュレーションファイルに
options "CPU_MELCO_EX_MEMSLOT0=slot0 の容量"
options "CPU_MELCO_EX_MEMSLOT1=slot1 の容量"
options MAXMEM=(元々のメモリ容量+ハイパーメモリCPU上のメモリ容量)
という形で容量を指定すれば利用できます(Excache-1.3 の場合)。
例えば、元々16MB、EUF 上に32MB搭載していれば
options MAXMEM=49152 #48MB
または
options "MAXMEM=(48*1024)"
と書けばよいでしょう。詳しくは README を参照して下さい。
FreeBSD(98) 非公式ガイド: <URL:http://www.nisoc.or.jp/~karl/freebsd-pc98/>
の「その他の情報」も参照して下さい。
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