バージョン 20020917 より前の 4.6.2-RELEASE 多国語化インストーラは Softupdates に関連したバグがあります。 もしルート以外のパーティションに softupdates を選択したとしても (デフォルトの動作)、 sysinstall がこれらのパーティションに softupdates を設定しません。 これはファイルシステムの性能を悪化させます。
バージョン 20020917 以降を利用してください (最新版: boot.flp, kern.flp, mfsroot.flp).
もし古いバージョンによって既に FreeBSD をインストールしてしまった場合、 以下のスクリプトを利用して softupdates をインストールされたシステムに対して有効化することができます (ftp://daemon.jp.freebsd.org/pub/FreeBSD-jp/I18N-flp/4.6.2-RELEASE/fix-soft.pl)。 このスクリプトはファイル /root/soft.sh を生成します。 これはすべてのルート以外のパーティションに対して softupdates を有効化します。 このスクリプトはシングルユーザモードにおいてのみ実行可能です。
# fetch ftp://daemon.jp.freebsd.org/pub/FreeBSD-jp/I18N-flp/4.6.2-RELEASE/fix-soft.pl Receiving fix-soft.pl (631 bytes): 100% 631 bytes transferred in 0.0 seconds (21.25 kBps) # perl fix-soft.pl # cat /root/soft.sh #!/bin/sh #Enable softupdates for /dev/da0s1g (/home) tunefs -n enable da0s1g #Enable softupdates for /dev/da0s1e (/tmp) tunefs -n enable da0s1e #Enable softupdates for /dev/da0s1f (/usr) tunefs -n enable da0s1f #Enable softupdates for /dev/da0s1h (/var) tunefs -n enable da0s1h
もし /root/soft.sh に問題がなければ、 システムをシングルユーザモードで再起動し (boot -s)、 /root/soft.sh を実行し、Ctrl-D をタイプして下さい (これでマルチユーザモードに移行します)。
Tatsumi Hosokawa
hosokawa@jp.FreeBSD.org