disk 容量あれこれ

FreeBSD を install する場合,あるいは, 自分で make buildworld する場合等の場合, いったいどれくらいの disk 容量が必要でしょう? ここでは, いろんな場合の disk 容量をはかってみた結果を書いてみます.

FreeBSD を install する時
SNAPSHOTs の livetree の大きさを調べてみます.この大きさがわかれば, FreeBSD の配布物全体を単純に install した時のサイズがわかります. 但し,このサイズには /usr/src (ソースコード)や XFree86, packages 等は一切含まれていませんので注意してください. 単に FreeBSD が動けば良いのならば,8cm CD 位に十分おさまることがわかります.
make buildworld する時
少なくともソースコードは展開されていなければいけませんから, このサイズ(/usr/src を全部展開した時の大きさ)をまず調べます. compile すると,/usr/obj 以下にオブジェクトファイルがたまります. このサイズはだいたいこんな感じです. これら以外に,kernel を build する時に 20〜30 MB 程度が別途必要です (make buildkernel する場合も同様です).
そもそも,配布物自体の大きさは?
複数のマシンに対して network install を行うならば, あらかじめ配布物自体を一度全部手元に持ってきておいて, ftp サーバを別途立て,それを使うようにしたほうが早いのは言うまでもありません. 配布物自体は現在これくらいの大きさになっています (以下の数字は,XFree86 (約 50 MB)を含んでいます). 一見上記の「install 後のサイズ」とあまりかわらないのですが,こちらは ソースコード分が全部含まれている(4-stable の場合約 65 MB,5-current の場合約 75MB)ことに注意してください. その他の配布物(packages 等)に関するサイズについては, FreeBSD の anonymous ftp アーカイブ上にある dir.sizes を見るとより詳しくわかります.
Source Code Tour
ソースコードを全部 HTML 化してある Source Code Tour は, 実は元のサイズ(上記参照)よりも大きくなります.HTML の tag がつきますから, 当然といえば当然ですけれども.

とりあえず今回はここまで.


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$Date: 2002/01/05 16:13:12 $