disk 容量あれこれ
FreeBSD を install する場合,あるいは,
自分で make buildworld する場合等の場合,
いったいどれくらいの disk 容量が必要でしょう? ここでは,
いろんな場合の disk 容量をはかってみた結果を書いてみます.
- FreeBSD を install する時
-
SNAPSHOTs の livetree
の大きさを調べてみます.この大きさがわかれば,
FreeBSD の配布物全体を単純に install した時のサイズがわかります.
但し,このサイズには /usr/src (ソースコード)や XFree86,
packages 等は一切含まれていませんので注意してください.
- 4-stable: 約 140 MB
- 5-current: 約 155 MB
単に FreeBSD が動けば良いのならば,8cm CD 位に十分おさまることがわかります.
- make buildworld する時
-
少なくともソースコードは展開されていなければいけませんから,
このサイズ(/usr/src を全部展開した時の大きさ)をまず調べます.
- 4-stable: 約 270 MB
- 5-current: 約 325 MB
compile すると,/usr/obj 以下にオブジェクトファイルがたまります.
このサイズはだいたいこんな感じです.
- 4-stable: 約 270 MB
- 5-current: 約 310 MB
これら以外に,kernel を build する時に 20〜30 MB 程度が別途必要です
(make buildkernel する場合も同様です).
- そもそも,配布物自体の大きさは?
-
複数のマシンに対して network install を行うならば,
あらかじめ配布物自体を一度全部手元に持ってきておいて,
ftp サーバを別途立て,それを使うようにしたほうが早いのは言うまでもありません.
配布物自体は現在これくらいの大きさになっています
(以下の数字は,XFree86 (約 50 MB)を含んでいます).
- 4-stable: 約 200 MB
- 5-current: 約 220 MB
一見上記の「install 後のサイズ」とあまりかわらないのですが,こちらは
ソースコード分が全部含まれている(4-stable の場合約 65 MB,5-current
の場合約 75MB)ことに注意してください.
その他の配布物(packages 等)に関するサイズについては,
FreeBSD の anonymous ftp アーカイブ上にある dir.sizes
を見るとより詳しくわかります.
- Source Code Tour
-
ソースコードを全部 HTML 化してある Source Code Tour は,
実は元のサイズ(上記参照)よりも大きくなります.HTML の tag がつきますから,
当然といえば当然ですけれども.
- 4-stable: 約 960 MB
- 5-current: 約 1125 MB
とりあえず今回はここまで.
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$Date: 2002/01/05 16:13:12 $